初マラソン6時間5分からのサブスリー

サブ3・4・5・6までのタイムゾーンを体感してきた経験から、日々の練習を含め色々と綴ります

【攻略②】柴又100k〜補給について

フルでは、10km毎にメダリストを注入し、30kmでショッツ(カフェイン入り)を入れて脳を覚醒させる方法ですが、100kは消費エネルギーが違い過ぎるので、しっかり準備しないとです。

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足腰など各節々が痛くなるのは、筋疲労からなどはもちろんですが、エネルギーの枯渇により、脳みそが「このままだと死んじゃうから痛みをださせてやめさせよう…」という方が大きいかと思います。

事実、私は先が見えた90kmからあげられています…これは、体内にまだエネルギー(糖質)が残っているからすね。

先が見えたので、「このくらいなら消費させても死なないだろう・・・」と脳が指令をだしてくれたのだと思います。

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よって、

・エネルギーを枯渇させない方法

・脳に打ち勝つ精神力(笑)

を、しっかり準備しなくてはなりません。

 

まず、100km走るとどのくらいのエネルギーが消費されるのか、ざっくり出すには下記の式で問題ないようです。

 

《体重kg×距離km》

 

私の場合、71kg×100km=7100kcalとなります。

7100kcalといえば、約脂肪1kgを消費するエネルギー量なので、脂肪代謝に集中させたペースで走れば減量にもなるし良いのでは?と考えそうですが、そう喜んでいる場合ではなさそうです…

体脂肪9.5%=6.8kg(61,200kcal)も体脂肪があるので、是が非でも使いたいところですが・・・

 

1.脂肪燃焼だけで身体は動かない。

2.糖質は、2000kcal程度しか蓄えられない。

3.酸素量不足だと、代謝効率が悪化する。

 

1について…

運動スタートしてから20分後くらいに脂肪代謝に変わるのはご存知かと思いますが、100%脂肪代謝ではなく、脂肪代謝の割合が大きくなるだけで、糖質(グリコーゲン)も必ず必要になります。

自分なりに糖質は、脂肪を燃やす着火剤みたいなものだと考えていますので、着火剤がなくなれば、脂肪は燃えにくくなるはずです。

 

2について…

脂肪は天井無し?に溜まるのに、悲しいかな、糖質はそうもいきません。

レース中に、どのタイミングでどの程度の量を摂取するかがカギになります。

また吸収速度も大切ですね。

 

3について…

長距離走有酸素運動と言われるように、酸素が必ず必要になります。更に、溜まった乳酸を破壊するにも酸素が必要です。

いや、破壊ではなく、エネルギー変換ですね。

乳酸は悪者扱いされがちですが、実は十分な酸素量があれば、エネルギー変換され消費する事ができます。多分良く聞くであろうLT走が、乳酸をエネルギー変換する能力を高める練習になります。

 

といったところで、続きは次回で更新させていただきます。。。

 

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