初マラソン6時間5分からのサブスリー

サブ3・4・5・6までのタイムゾーンを体感してきた経験から、日々の練習を含め色々と綴ります

【お役立ち】好きな練習で日本記録破り1億円出たら頭下げる・・・

瀬古さん、あなたは強かった・・・

頑張ります!

 

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瀬古利彦「好きな練習で日本記録破り1億円出たら頭下げる」 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

 

以下、抜粋・・・

 

 

──最近も高校の指導者が1980年代の練習を公然と批判していて驚きました。マラソンを走ったことも、選手を育てたこともないのに。ついに時代はここまで変わったのかと。

 

「本当そう思うんですよ。格好良くとか、楽しくとか、合理的にとか、そういうことが前面に出てきている。それで速くなっていればいいですけど、結果が出ていないのにそれはちょっとおかしいだろうと。

 

 

──最近の選手が距離を踏まない一番の理由はケガするのが怖いと。

 

 「ケガって(苦笑)。だから、ケガしないような体作りをしなさい、と。長い距離を走ったり、練習の合間に歩いたり、補強を工夫したり、いろいろなことが必要になってくる。 

そもそもケガしないことを前提に練習していること自体が考えられない。ケガして1年くらい悩んで、くそっと思って。それも突き抜けるために必要なことです。昔の選手はケガするかしないかぎりぎりのところでやっていた。いつからこうなっちゃったのか……本当、悩ましいよ」

 

 

──アフリカ勢に離されるばかりで。

 

「3年前に選手を連れてケニアのトレーニングキャンプに行ったんです。複数のチームが同じ場所で練習していて、朝になるともの凄い数の選手がうわーっと走ってくる。壮観ですよ。ただ練習内容に関しては驚くようなものはなかった。僕らが昔やっていたのと同じ練習をやっていたから」

 
〈ここに何とも皮肉な現状がある。1980年代後半から日本の大学や企業がケニア人ランナーを採り始め、世界レベルで活躍する選手が何人も生まれてきた。引退した彼らは、日本で学んだマラソン練習のノウハウを母国に持ち込み、ますます強くなっている。日本がケニア人を育てているようなものでもあるのだ。〉
 

──北京五輪で優勝した日本育ちのサムエル・ワンジルは日本で学んだことは「我慢」だと言ってましたね。

 

「日本人はさ、農耕民族でね、勤勉で真面目で我慢強くて。同じことを繰り返しやることを厭わない。マラソンにはうってつけの国民性だと思う。野口(みずき)さんの『走った距離は裏切らない』という言葉の通りなんですよ。高橋(尚子)さんだって、練習量は僕よりはるかに多かった」